COLUMNコラム

【企業担当者様向け】CGとは?CG動画を活用するメリットと事例をわかりやすく紹介

公開日: 2022年8月18日  

皆さんがご覧になっているテレビCMの多くでCGが使われていることはご存じでしょうか?フルCGや実写とCGを合成した映像など、CG技術は私たちの日常生活にも浸透し、身近なものとなっています。そこで、この記事では企業にとってCGを使った動画のメリットと活用事例をわかりやすくご紹介します。

企業担当者様の中には、「CGを使うメリットって?」「動画にお金をかける必要があるの?」といったCG活用の意味に疑問を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?いまではCMや広告だけでなく、HOWTO動画やマニュアル動画など、さまざまな媒体でCG制作の動画が活用されるケースが増えています。その事例を詳しくみていきましょう。

CGとは?

CGとは「Computer Graphics(コンピュータグラフィックス)」の略称で、パソコン上で専用のソフトを使って、描かれた絵や図形を指します。

CG技術の向上は目覚ましく、まるで実在するかのようなリアリティのある描写を可能にしました。特に動画や映像には欠かせない技術となっており、私たちは日頃から多くのCG作品を目にしているといっても過言ではありません。

CGの種類

CGの種類

CGは「2DCG」と「3DCG」の2種類に分けられます。
2Dと3Dの大きな違いは次元にあり、2DCG(Two-dimensional Computer Graphics)はコンピューターを使って「縦」「横」の空間に描く平面的に見えるものを指します。3DCG(Three-dimensional Computer Graphics)はコンピューターで三次元の仮想空間の中に仮想の物体を置き、立体的に見せる手法のことです。平面的な2DCGとは見た目も大きく異なり、「縦」「横」「奥行き」があることで、よりリアリティのある表現ができます。

CGの現在と未来

AR(拡張現実)やVR(仮想現実)といった言葉を聞いたことがあるでしょうか。例えばVRは専用ゴーグルで視界を覆うことで、実際にその空間にいるような感覚を得られる技術です。360度見回すことができる仮想の世界では、例えばビルを作るにも正面だけでなく側面を見る可能性があるため、多くのグラフィックを作る必要があります。そのためVRコンテンツには3DCGの技術が欠かせません。
また、今注目のメタバースのような仮想空間の中でも、表現豊かでリアリティのある3DCGの技術に大きな期待が寄せられています。
映像業界では4K・8K化が加速し、CGを使った動画コンテンツはますます高解像度化・高精細化が求められるようになります。そのため、 リアリティのあるCGをより早く作り上げる技術は必要不可欠となり、これからもさらに進化していくでしょう。

ゼネラルアサヒ制作CG動画のご紹介

冒頭でもふれたように企業でCGを使った動画を活用することが増えてきています。ユーザーにとって目に止まりやすく、視覚的にわかりやすい表現が可能になるからです。企業にとって、CGのメリットを知ることはビジネスを展開する上でも価値あるものといえるでしょう。しかしながら、どの媒体でどのように展開すればいいのかわからない、とお悩みの企業担当者様も多いかもしれません。

そこで、弊社制作のCGを使った2つの活用事例を挙げてみます。

TOTO株式会社 様
TOTO WASHLET コンセプトムービー

コベルコ建機株式会社 様
SK75SR コンセプトムービー

その他のゼネラルアサヒの制作実績はこちら

 CG動画を活用するメリット

【5つのメリット】

●実際には見えないものを見えるようにできる
●現実には存在しないものを表現できる
●実写では撮影不可能なものを表現できる
●要点をシンプルに表現できる
●一つのCG素材を何度でも、どのような媒体にも活用できる

実際には見えないものを見えるようにできる

例えば、化粧品の商品紹介動画を作るとします。肌に成分が浸透するイメージは、実写だと思うように表現できません。しかしながら、CGを使うとユーザーにとってわかりやすい表現が可能になるのです。実際には見えないものをCGでは表現できるため、ユーザーにとって商品の効果や効能をイメージしやすくなります。企業のTVCM、HOWTO動画などへの活用が展開できるでしょう。

現実には存在しないものを表現できる

CGは実際には存在しないものを想像してゼロから作り上げることも可能です。バーチャルな架空のキャラクター、アバターのほか、架空の建築物、空間といった世界観も創り出せます。
その代表例が3DCGを使った映画です。CG映画では現実世界にはいないような生き物や建物などが登場しています。それらはCGで作られており、実際に存在するかのようなリアルな世界を表現できます。

実写では撮影不可能なものを表現できる

プロダクト業界でもCGを活用することが増えています。CG動画では、実際には見せることができない機械の構造や機能などを透過して見せるなど、その特長を生かした表現が可能です。製造業ならば、機械装置の構造をわかりやすく説明したい製品説明動画、マニュアル動画などに活用できます。

また、医療分野では体の内部に関する動画の場合、そのままの映像を使ってしまうと生々しいものとなり、一般の方には見せにくいものとなってしまいます。そのような、ありのままの様子を伝えにくいときにもCGの出番です。CGを使うことで過度なリアリティ表現を取りのぞくことが可能になり、生々しさを緩和できます。事実、このようなメリットから医療向けのCG動画も数多くあるのです。

要点をシンプルに表現できる

例えば、プロモーション動画を実写で撮影する場合、背景などが入り込んでしまうためポイントを把握しにくくなることが考えられます。必要ない情報が目に入り、ユーザーに伝えたいことが半減してしまうのです。しかし、CGは必要な部分だけを映像化することが可能です。無駄なものを省き、訴求ポイントをしっかりとユーザーに伝えられます。構図の変更、アニメーションのスピードや大きさも細かく調整できるため、撮り直しをすることなく伝えたいことに応じた動画に仕上げられる利点があります。

この動画のように、実写とCGを組み合わせても良いでしょう。実写では商品の使用シーンをイメージでき、CGを使うことで商品情報など伝えたいポイントを押さえることができます。それぞれのメリットを生かし、ユーザーが理解しやすい動画を作り出せます。

株式会社東和コーポレーション 様
MicroFinish 海外向けPV

1つのCG素材を何度でも、どのような媒体にも活用できる

例えば、CGキャラクターを制作した場合、ポスターのような静止画の広告のほか、ブランディングやPR関係の動画にも活用できます。実写に比べると、一度コンピュータ上でCGを制作すれば、さまざまな媒体でその素材を繰り返し活用することができます。
1つのCG素材が企業にとって貴重な資産となり、ビジネスを展開しやすくなるのです。

CG動画の制作方法とは?

それではCG動画を作るにはどのような方法があるのでしょうか?

2つの方法が考えられます。

CG動画の制作方法とは?

内製化/自分で作ってみる

CG制作についてはさまざまな勉強方法がありますので、ご自身に合ったやり方でスキルを身につけることも可能です。自分で作ってみたい方はチャレンジしてみるのも良いでしょう。「3DCGの作り方7ステップやソフト3選を詳しく解説。CGの世界を知る第一歩!」の記事をご覧ください。

外注/制作会社に依頼する

プロに依頼することは、お金はかかりますが1番の近道でしょう。
ただし、どのようにして制作会社を選んだらいいのか迷われることが多いかもしれません。簡単にネットで検索できる反面、自社に合う制作会社を見つけるのは難しいものです。
重要なポイントは、過去の実績をチェックすることです。
自社のイメージに近いものがあるか、どんな業界や企業の制作実績があるかなどをチェックすると良いでしょう。

ゼネラルアサヒの制作実績はこちら

まとめ

本記事では、事例を挙げながらCG動画の5つのメリットをご紹介しました。CGを使った動画は企業にとってメリットが多いだけでなく、ユーザーにも伝わりやすく効果的な訴求が可能になります。

私たちゼネラルアサヒは、高い技術力を生かし、人の心に訴えかけるストーリー性を追求しています。また、お客様のニーズに合わせた企画提案から制作、活用までを丁寧にサポートいたします。本件に関するお問い合わせはこちらまで。お気軽にご相談ください。

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