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【2021年最新版】バーチャル(オンライン)展示会プラットフォームをご紹介!

公開日: 2022年2月1日  

近年では、展示会をオンライン上で開催するバーチャル展示会が広まってきています。しかしバーチャル展示会には外部企業主催の展示会に出展するタイプと自社で主催するタイプがあるため、どちらを選べば良いのか迷う方も多いようです。

そこで今回はバーチャル(オンライン)展示会の開催方法や、おすすめのプラットフォームをご紹介します。

バーチャル(オンライン)展示会とは?

バーチャル展示会とは、オンライン上のバーチャル空間に展示会会場を制作して開催する展示会のことです。
バーチャル(virtual)には「仮想の」という意味があり、オンライン上という実態が存在しない仮の空間に会場を作ることからバーチャル展示会と呼ばれ、「Web展示会」や「オンライン展示会」とも称されます。

従来は実在するリアル会場をレンタルしてブースを造作する展示会が主流でしたが、バーチャル展示会の開催も増えてきています。具体的には、企業が自社の製品を紹介する見本市やサービス展示会、大学のオープンキャンパスや自動車のモーターショーなどでもバーチャル展示会が活用されるようになりました。日本国内だけでなく、世界的に多くのバーチャル展示会が開催されています。

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バーチャル(オンライン)展示会のメリットとは?

バーチャル展示会にはさまざまなメリットがありますが、「場所や時間の制約が少ない」という点はリアル会場を用いた展示会に大きく勝るメリットといえるでしょう。
参加者はバーチャル展示会であればインターネットに接続する形での参加となるため、世界中のどこからでも気軽に来場できます。出展企業も展示会に出展するために会場へ出かける必要がなく、遠方に住む場合でも自宅や会社から参加できます。
出展企業にとっては会場のレンタルが不要で、出展のために出張費や交通費をかける必要がなくなるため、コスト削減も期待できます。リアル会場への出展はブース造作も必要になることからコスト削減効果は非常に大きいといえる上に、来場者にとっても遠方から電車や飛行機を使って参加する必要がないため費用負担が軽減されます。

さらに、バーチャル展示会では正確なデータを取得しやすいというメリットもあります。
来場申し込みから当日の来場まですべての操作がオンライン上で行われることから、出展企業は来場者の動向に関するデータを詳細に取得できるため、展示会への集客や来場後のマーケティング戦略に活用可能です。

バーチャル(オンライン)展示会のデメリットとは?

一方で、バーチャル展示会にはデメリットもあります。
1つ目は「来場者の離脱率が高い」という点です。
バーチャル展示会は来場者の都合の良いタイミングで気軽に参加できるというメリットがある反面、集中力を長く保ちにくく、入場してもすぐに離脱してしまいやすいという性質をもっています。
リアル会場であれば来場してすぐに離脱することはそれほど多くないため、バーチャル展示会はリアル会場に比べて来場者の関心を長く保つための工夫が必要になるといえるでしょう。リアル会場で行われるようなブースでチラシを配ったり声をかけて集客したりする集客方法が使えないため、自社が展示するコンテンツを充実させるなどの対策が必要です。

加えて、展示会のプラットフォームを構築するためのコストがかかるという問題もあります。
会場のレンタル費用や人件費を削減できる一方で、バーチャル展示会を開催するためには専用のプログラムを設計したりサービスを契約したりする必要があります。開催にあたっては、費用対効果を考慮して開催方法を検討することが大切です。

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バーチャル(オンライン)展示会出展の2つの方法

バーチャル展示会に出展する方法には、「主催者がいるプラットフォーム型展示会に出展」「自社のWebサイト上でオンライン展示会を実施」の2つがあります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

主催者がいるプラットフォーム型展示会に出展する

1つ目が、外部企業が主催するプラットフォーム型のバーチャル展示会に申し込んで出展する方法です。一般的には主催者となる外部企業へ出展料を支払うタイプが多いといえます。

メリット

プラットフォームや主催者の集客力を利用できるため、自社の存在を認知していない人にも立ち寄ってもらえる可能性があるというメリットがあります。複数の出展企業が一箇所のプラットフォームに集うという性質上、他の出展企業が目当ての来場者に対しても自社の製品をアピールできるチャンスが得られるでしょう。

加えて、既に用意されているプラットフォームに出展するため、準備に手間がかからないこともメリットのひとつです。展示会のバーチャル会場は主催者側が準備するケースが多いため、自社は展示するコンテンツの制作に時間をかけられます。

デメリット

出展先が使用するプラットフォームによっては、機能制限が設けられていることもあります。例えば掲載画像数に制限が設けられているなどの場合、思いどおりの展示ができない可能性があるため、事前にプラットフォームの展示条件を確認しておくことが大切です。

さらに、主催者の集客力を活用できる点はメリットでもありますが、想定しているほど集客力が高くない可能性もあります。主催者側の集客力がどのくらい期待できるのかを見極める必要があるといえるでしょう。

加えて、プラットフォームに出展するタイプのバーチャル展示会はスポット開催が多く、定期開催ではないケースが一般的です。そのため継続性は薄く、定期的にバーチャル展示会に出展したい企業にはあまり向いていないでしょう。

自社Webサイト上で、オンライン展示会を実施する

自社のWebサイト上に展示会会場を制作し、オンライン展示会を実施する方法もあります。自社の希望どおりに会場を構築できるため、自由度の高さがポイントです。

メリット

自社Webサイトで開催する展示会には出展に関する制約がないため、自社が実現したい展示会の形に合わせて自由にカスタマイズできる点が最大のメリットといえます。

外部企業が主催するプラットフォーム型展示会では会場の仕様が既に決められているケースがほとんどであり、あらかじめ提示されている出展条件に従って準備を進める必要があります。そのため、中には自社が表現したい方法があっても諦めなければならないケースが出てくる可能性もあります。しかし自社のWebサイトであれば外部企業による制約を気にせず会場を構築できることから、自社にとって理想的な展示会を実現することが可能です。

さらに自社Webサイトで開催する展示会は定常的な開催が可能であり、リードを獲得する上で重要な役割を果たせる可能性が高いといえます。
プラットフォーム型展示会はスポット開催が多く、定常的な開催が難しいというデメリットがありましたが、自社Webサイトによるオンライン展示会ならこのようなデメリットの解消が期待できます。

デメリット

自社Webサイト上で展示会を開催する場合、自前で集客を行う必要があります。また会場を構築するための構築費用がかかるというデメリットがあります。

外部企業主催のプラットフォーム型展示会では、出展費用を支払って外部企業が用意した展示会会場に出展するスタイルが一般的であり、自社で会場を構築する必要はありません。しかし自社Webサイトによる展示会では会場の構築から展示用コンテンツの作成、当日の展示準備まですべての作業を自社で行わなければならないため、プラットフォーム型展示会に比べると高額なシステム費用や人件費が発生することもあります。

バーチャル(オンライン)展示会プラットフォームとは?

自社で展示会を開催する際に、バーチャル展示会プラットフォームを利用する企業が増えています。ここでは、バーチャル展示会プラットフォームについてご紹介します。

バーチャル(オンライン)展示会を開催する時に使用する

バーチャル展示会プラットフォームとは「事業者が提供しているプラットフォームを利用して、自社の展示会会場を構築する方法」のことです。
外部企業が主催するプラットフォーム型展示会では外部企業が会場を準備しますが、バーチャル展示会プラットフォームを活用する場合は自社がどのサービスを利用するのかを選び、契約したサービスの機能を活用して自社で会場を準備します。

バーチャル展示会プラットフォームを活用すれば自社で会場を構築する必要がなくなるため、コストを安価に抑えられるのがメリットです。加えて、展示会の来場者を分析・フォローする機能が用意されているサービスもあり、将来的なマーケティング戦略の立案にも役立つといえるでしょう。

代表的なオンライン展示会のプラットフォームのご紹介!

代表的なオンライン展示会のプラットフォームには、株式会社EventHubの「EventHub」やSoVeC株式会社の「そのまま展示会」、株式会社大伸社の「meet×meet」などがあります。
機能の内容やプランが自社に合っているかどうかをよく検討した上で、利用するサービスを選択することが大切です。

まとめ

バーチャル展示会への出展方法は、外部企業主催のプラットフォーム型展示会への出展と、自社のWeb上で会場を構築する方法の2パターンがあります。
集客力を期待するのであれば外部企業主催の展示会を利用する手段も有効ですが、定期開催によって継続的にリードを獲得したい場合は自社開催がおすすめです。

バーチャル展示会を開催する方法にお悩みなら、ぜひGAまでお問い合わせください。ご希望の条件や展示会の目的などをヒアリングしながら、適切な手段をご紹介します。

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